2010年09月02日
小泉八雲の怖い話い (むじな) 2
ある日、一人のおじいさんが、夜遅く紀ノ国坂を歩いていた。とても急いで歩いていた。
おじいさんは、夕方、仕事が終わると、いつも、ここを通って家に帰る。しかし、この日は仕事がたくさんあって、夜になってしまった。「暗いなあ。怖いなあ。早くうちに帰りたいなあ」
そう思いながら、紀ノ国坂を一生懸命歩いていると、泣き声が聞こえてきた。見ると、娘が一人、木の下に座って泣いていた。
おじいさんはびっくりして、立ち止まった。「こんな時間にどうしたのだろう」
つづく 今日はここまで
おじいさんは、夕方、仕事が終わると、いつも、ここを通って家に帰る。しかし、この日は仕事がたくさんあって、夜になってしまった。「暗いなあ。怖いなあ。早くうちに帰りたいなあ」
そう思いながら、紀ノ国坂を一生懸命歩いていると、泣き声が聞こえてきた。見ると、娘が一人、木の下に座って泣いていた。
おじいさんはびっくりして、立ち止まった。「こんな時間にどうしたのだろう」
つづく 今日はここまで
Posted by beibei at 18:57